20080410

遺作「京都」のシリーズ

遺作となった京都のシリーズです。内野は2007年1月に京都に住まいを移し、精力的に取材を続けていたようです。「野ざらし紀行」が京都へ向う旅の記録であったことの答えとして内野が導き出していた答えを映像の形として残そうとしていたのでしょう。
ピカーサにアップしたものは実家や京都のアパートに点在して残されていた6切プリントの中から内野雅文の会の石井氏を中心にセレクトされたものです。20080423-29ギャラリーニエプス、20080524-0603ギャラリー176ではこの中から展示される予定です。タイトルの「我、上洛スル」は印画紙箱に入っていた本人の手書きの文章のタイトルです。
これとは別に、日本カメラの前田氏の元に掲載を依頼しに持ち込んだプリントが多数あると思われます。日本カメラへは「今日の京」として作品が持ち込まれています。掲載は未定です。
なお、「Photo-Document内野雅文追悼展」のDMに使われた2点の写真はピカーサには含まれていません。

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